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2005年8月 渡米、カンザス大学Pre-Pharmacy課程編入
2006年8月 カンザス大学薬学部Doctor of Pharmacy課程入学
2010年5月 卒業、Doctor of Pharmacy Degree 取得
2010年6月 ペンシルベニア州フィラデルフィアの大学病院にてPharmacy Practice Residentとして勤務
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来学期からの学費が11%値上がりすることになったようだ。
今までも、毎年5%強は値上がりし続けてはいた。今回薬学部では、例年以上の値上げに踏み切る代わりに、今後数年間は値上がりしないという、フラット制を選択したのだという。
実は薬学部とビジネス学部は他の学部よりも1単位あたりの学費が高い。1単位当たり$150ほど上乗せされているので、年間$5,000ほど高い計算になる。学長曰く、この上乗せ分は値上げの対象となる学費とはみなされないので、他の学部の学生に比べ、実質の上昇率は低いとのこと。まあ、確かに。でももともとが高いんだから、これ以上上げないでよ・・・と言いたいところ。
薬学生には奨学金をもらっている人が多い。薬学部の学生は成績優秀な人が多いので、当たり前といえば当たり前だけど。。。しかも、残りの学費もFederalのローンを組んでいる。州内の学生は州外の人の1/3の学費ですむ。州外の人でも、入学後に数年間カンザス州に在住していることが認められれば、州内の学生となれるらしい。そんなわけで、親から自立している人がほとんどだ。
でもこれは、留学生には適用されない。ちなみにクラスメイトの中にはアジア出身の学生がちらほらいるけれど、彼らは皆グリーンカードを持っているので、上記が適用される。私だけはこれに当てはまらないというわけ。卒業するまで州外の学費を払わなければならない。しかも留学生が応募できる奨学金は限られており、例えもらえたとしても、1学期間に$1,000を超えることは無いと思う。微々たるものである。それでも、奨学金は無いよりはましだ。奨学金を得るには高いGPA、つまり良い成績を取ることが不可欠。それも、勉強に対するモチベーションの1つという人も多いのでは、と思う。
唯一薬学部の留学生が他の留学生よりも有利なのは、Curricular Practical Trainingができることだろう。認められれば、学外の薬局か病院でインターンとして働ける。友人の話では、ローレンス周辺の大手のRetailで働く学生の時給の相場は$13ほどなのだとか。きっと病院だともう少し低いでしょう。週に15時間働いたとしても、生活費の足しにしかならないが・・・まあ、学内のバイトの時給に比べたら、2倍近くはもらえるんだけど。
そんなわけで、留学は思っている以上にお金がかかる。果たして、卒業後、資金を回収するのに何年かかるのだろう。。。留年なんてしていられない。
アメリカ留学の学費はあなどれないほど
高いよね。。。
ちなみに、ミシガンのエコノミーはアメリカで一番
悪い状況のようです。犯罪率は下から二番目。
はっはっはっ。と誇らしげに主張している場合ではない・・・。
そういえば、日本人用の求人募集の雑誌で、薬事更新という仕事がとても良い給料で表示されていました。薬事更新とは何か、教えてもらえますか???
薬事更新??なんだろう。。。初めて聞く言葉。病院か何か?薬剤師やテックでなくても良いのかな?
私は4月からinpatient pharmacyにうつり、週2回の実習をしています。
直接メールできたらいいんですが、ちょっと質問がありましてメールさせていただきました。
前のブログを読み返して、ずっと学費のことが気になっていたのですが、差し支えなければ、だいたいの目安として1年間どれくらいかかるものなのかお聞きしてもよろしいですか??PharmDは政府から奨学金を得られやすいと聞いたことがあるのですが、やはり留学生となると限られてしまうものでしょうか?少しpharmacy schoolに興味がありまして、いろいろとHPなど調べているのですが、具体的な学費を示すところにたどり着けなくて。もちろん学校にもよって異なることは承知しているのですが。
あとFPGEEにも興味をもち始めたので、いろいろと調べている最中なんです。よろしくお願いします。
さて、学費ですがKUの場合は施設費などを入れて年間21,000-23,000ドルくらいでしょうか。授業料は1単位600ドルほどです。ちなみに今学期、私は19単位を取っています。選択科目を卒業までに最低4単位取らなくてはならないのですが、それをいくつ取るかにもよりますし、年々カリキュラム自体が変わっている関係で、私より下の学年はもう少し必須単位数が多くなっているかもしれません。そして何より、大学全体の学費がインフレの関係で毎年値上がりしてます。KUでは去年、11%値上げするかわりに数年間据え置きという措置がなされましたが、その措置もおそらく来年あたりまでだとおもいます。
KUは他の大学に比べ安いほうだとおもいます。私立では35,000ドル以上のところも聞きますし、公立でも25,000ドル以上のところも多いのではないでしょうか。ACPEのウェブサイトでTuitionの一覧を見たことがあるのですが、サイトが新しくなったので、ちょっと見つかりませんでした。削除されちゃったのかもしれないです。
ちなみに、FederalのFinalcial Aidはグリーンカードの無い留学生は対象にならないはずです。私の場合、学内のスカラシップを去年から2つほど得ています。それでも学費の15%くらいの足しにしかなりません。
留学生も対象となるFinancial Aidというのは聞いたことがありませんが、スカラシップはあるにはあります。GPAやリーダーシップなど優れた要素をアピールできれば学部に関係なく受けられる可能性はあると思います。それでもアメリカ人と競争するのは容易ではないですが・・・。
FPGEEは日本の学部を2003年1月以前に卒業されていれば受験資格があるようです。それ以降の場合でも職歴などがあれば、交渉次第という話を聞いたことがあります。
あの後、なんとかいろんな大学のtuitionのサイトにたどりつけました。そうですね、比較すると、たしかに管理人さんの大学は安いほうみたいですね。なんとなくどれくらいかかるのかがわかりました。やぱり留学生という枠はいろいろと不便になるのですね。スカラーシップ情報もありがとうございます。
FPGEEについては私は2003年以降の卒業のため、申請でひっかかるかもしれないのですが、2005年に卒業の方でも受験資格を得られたということを他のサイトで見つけたので、チャレンジしてみます。
inpatient pharmacyはoutpatient pharmacyとやっぱりちがいますね。今日はIVのcomoundingを作りましたが、私はoutpatientの方が自分にあってるなと感じてきています。管理人さんもretailでの様子のブログまた楽しみにしています。
こちらでの薬学部に挑戦されてる管理人さんを尊敬しますし、大げさかもしれないですが、同じ日本人として、とても誇りに思います。ほんとにいろいろと大変なことや苦労することたくさんあると思いますが、全部自分の力また知識となり、とっても価値のあることだと思います。お体に気をつけてがんばってください。では、また遊びにきます!!
もしシーズーさんが将来的にRetailを考えていらっしゃるのなら、FPGECを取得し、TOEFLやインターン時間などの条件をクリアできれば、大学でPharm.D.を取得しなくても、H1Bのスポンサーを見つけることは可能だと思います。1500~2000時間のインターン時間をどのような方法で取得できるのかというのが少し疑問ですが、Retailによってはインターンの段階でもH1Bを保証してくれるのでしょうか。。。その辺りを確認したほうがいいかもしれません。
また、昨今のH1Bビザの発給状況がこのまま続くと、日本に数年待機という可能性もあり、インターン時間の期限との兼ね合い、その他各州の条件をクリアする必要もあるでしょうし、勤務地の制限などなど、ハードルはたくさんありますが、アメリカで薬剤師として働ける可能性は十分有ると思いますよ。私もこのH1Bビザの問題については近い将来、問題になってくるので悩みの種です。薬剤師になれたとしてもアメリカに残れるかどうか微妙なんですよね。
外国人として生きていくのは大変なことも多いですよね。でも、少しづつ色んな壁を乗り越えて、成長していけるのも留学の醍醐味かなって思います。
シーズーさんのチャレンジをカンザスから応援してます!お互いがんばりましょう!