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2005年8月 渡米、カンザス大学Pre-Pharmacy課程編入
2006年8月 カンザス大学薬学部Doctor of Pharmacy課程入学
2010年5月 卒業、Doctor of Pharmacy Degree 取得
2010年6月 ペンシルベニア州フィラデルフィアの大学病院にてPharmacy Practice Residentとして勤務
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今年もシアトルからクリスマスカードが届きました。今年でもう3年目です。大学院時代に1ヶ月間、シアトルの病院で研修を受けたとき、大変お世話になった先生からです。毎年、短期間の講義のために来日されるようになったので、ますます日本通になられています。
彼女が私の初めてのPreceptorです。この単語を知ったのもこの研修がきっかけでした。彼女はワシントン大学の学生を教えるのと同じように、私を毎日指導してくださいました。とはいっても、日本人学生を受け入れるのは何度も説明を繰り返したり、理解度を確認しながらの指導なので、アメリカ人を教えるより大変だわ・・・と愚痴をこぼしていたので、全く同じではないと思いますが。この先生はアメリカ人の学生からも人気があるそうで、Best Preceporに選ばれたことがあると言っていたっけ。
彼女のポリシーはこうでした。日本の学生は薬局や調剤業務なんて見学したって、もともとのシステムが日本とは違うのだから意味が無い。それよりも考え方を学んでほしい。なので、私は見学というのはほとんどさせてもらえなかった。研修時間が終わってから、許可をもらって薬局内を自分で見てまわったくらいでした。でも、その「見学よりも考え方」を学べるということが理由でシアトルを研修先の第一希望にしました。
そういえばこの間、KUMCにShadowingに行ったのですが、6年生がやっていたこと、それはまさしく私がシアトルで毎朝していたことと同じでした。
話はそれましたが、私が渡米したいと思ったきっかけ、それは自分が目標にしたい薬剤師にシアトルで会ったこと。日本でも多くの尊敬する薬剤師にお会いしてきました。研修先の病院にも、そしてバイト先である地域の薬局にも。でも、目標とする薬剤師が私の場合はたまたまアメリカの薬剤師だったのでPharm.D.留学を決めました。うまく言えないけれど、目標とする人に出会えることって人生の中でもとても意味を持つものだと思います。自分もいつか逆の立場で、他の人の人生を良い意味で変えられるくらい偉大なPreceptorになれるだろうか、いや、なってみせるぞい。