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2005年8月 渡米、カンザス大学Pre-Pharmacy課程編入
2006年8月 カンザス大学薬学部Doctor of Pharmacy課程入学
2010年5月 卒業、Doctor of Pharmacy Degree 取得
2010年6月 ペンシルベニア州フィラデルフィアの大学病院にてPharmacy Practice Residentとして勤務
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アパートの駐車場がスケートリンクのように氷が張り付いていて、しかもその上に雪が被っているから最悪。
今日は友人のディナーに招待されたので、行ってきた。もう道路の雪はほとんどとけていて、全く問題なく運転できたのだけれど・・・・
駐車場が問題・・・毎回立ち往生するか、スリップしている。今日の朝は、雪が固まってへこんだところにタイヤがはまって、しばらく出られなかった。さっき帰ってきたときなんて、車庫入れをやり直そうとしたら、どうしても前に進めない。ドライブから2DやLにしても効果なし・・・・通りすがりの見かねた人がアドバイスしてくれたんだけど、どうにもならない。仕方なく、場所を変えることにしたのだが、今度は前に進まず、斜めにスライディングしながら進んでいるし。もう少しで他の車にぶつかるところだったよ。
結局停めたのは、身障者用のスペース。もうこれ以上前に進むのは恐怖でいっぱいだったので、仕方なく・・・明日の朝、気温が上がったらどかさなくちゃ・・・。ほんと、今まで気が付かなかったけれど、このアパートの駐車場は危険・・・。
もう、今日は恐怖でいっぱい。
来学期からの学費が11%値上がりすることになったようだ。
今までも、毎年5%強は値上がりし続けてはいた。今回薬学部では、例年以上の値上げに踏み切る代わりに、今後数年間は値上がりしないという、フラット制を選択したのだという。
実は薬学部とビジネス学部は他の学部よりも1単位あたりの学費が高い。1単位当たり$150ほど上乗せされているので、年間$5,000ほど高い計算になる。学長曰く、この上乗せ分は値上げの対象となる学費とはみなされないので、他の学部の学生に比べ、実質の上昇率は低いとのこと。まあ、確かに。でももともとが高いんだから、これ以上上げないでよ・・・と言いたいところ。
薬学生には奨学金をもらっている人が多い。薬学部の学生は成績優秀な人が多いので、当たり前といえば当たり前だけど。。。しかも、残りの学費もFederalのローンを組んでいる。州内の学生は州外の人の1/3の学費ですむ。州外の人でも、入学後に数年間カンザス州に在住していることが認められれば、州内の学生となれるらしい。そんなわけで、親から自立している人がほとんどだ。
でもこれは、留学生には適用されない。ちなみにクラスメイトの中にはアジア出身の学生がちらほらいるけれど、彼らは皆グリーンカードを持っているので、上記が適用される。私だけはこれに当てはまらないというわけ。卒業するまで州外の学費を払わなければならない。しかも留学生が応募できる奨学金は限られており、例えもらえたとしても、1学期間に$1,000を超えることは無いと思う。微々たるものである。それでも、奨学金は無いよりはましだ。奨学金を得るには高いGPA、つまり良い成績を取ることが不可欠。それも、勉強に対するモチベーションの1つという人も多いのでは、と思う。
唯一薬学部の留学生が他の留学生よりも有利なのは、Curricular Practical Trainingができることだろう。認められれば、学外の薬局か病院でインターンとして働ける。友人の話では、ローレンス周辺の大手のRetailで働く学生の時給の相場は$13ほどなのだとか。きっと病院だともう少し低いでしょう。週に15時間働いたとしても、生活費の足しにしかならないが・・・まあ、学内のバイトの時給に比べたら、2倍近くはもらえるんだけど。
そんなわけで、留学は思っている以上にお金がかかる。果たして、卒業後、資金を回収するのに何年かかるのだろう。。。留年なんてしていられない。
3月24日に共立薬科大学で開催される、医療薬学国際カンファレンスに、カンザス大学のAssociate Professorと、州都Topekaにある病院のDirectorも講演されます。
詳細はこちら。
夜10時半。自分の部屋でパソコンに向かっていると、玄関のドアをノックする音。こんな夜中に誰だろう・・・。しばらく無視していると、今度は自分の部屋をノックする音。何だろう・・・??
「Happy Birthday!!」
親友の3人が廊下に立っているではないか!しかもケーキの上にろうそくが3本(ろうそくの数に理由はありませんのであしからず)とバラの花束!本当にびっくりした~。まるでドッキリだったよ。静かで普段と何ら変わらない誕生日が一転。心に残る最高の誕生日になりました。
留学して孤独に感じるときもあったけれど、今は国籍の違い関係なく親友と呼べる友人がいる。みんなの優しさに触れ、心が穏やかになる。暗いニュースばかりのこのご時勢、いろんな宗教や価値観のなかで、分かり合えるのは難しい気もするけれど、私のまわりでは普通のこと。はっきりいって、薬学部の中は競争社会。常に気を張っているそんな世界とは別に、ほっとできる場所があるから、私が今、薬学部で唯一の留学生としてやっていけている。それくらい今のわたしにとって大切な友人たちに、ここカンザスで出会ったことに感謝したい。
ジェネリックって言ったら日本では真っ先に「後発品」が思い浮かびますよね。だから、前学期に初めてGeneric Nameって聞いたとき、勘違いしました。後発品の商品名のことかと・・・。これ、一般名のことなんですね。そんで、商品名がBrand Name。Commercial Nameでも通じます。
あと、去年、はじめてScantronって聞いたときも???だった。マークシートって英語じゃなかったんだー、とビックリしたり。そんな勘違いは日常茶飯事。あははは・・・とひとりにやけてしまいます。教科書に出てくる専門単語は知っているのに、日常会話に出てくる単語を知らなさ過ぎる。やはり受験英語の弊害??でも、こうして日々学んでいるのを実感。
話は変わって・・・。今週、授業で抗がん剤の名前がたくさん出てきた。Cisplatinとか5-FUとか。まわりの学生は暗記に苦労している。久しぶりに思わず優越感に浸ってしまった(いけないいけない)。結構アメリカ人の学生の中には、日本では漢方薬などが中心でアメリカとは全く異なる薬剤を使っていると思っている人が多くて、私がこういう薬剤を知っているとは思っていない。江戸時代じゃないんだから・・・って思わずツッコミたくなる。しかもアメリカにも日本の製薬企業は進出しているから、前学期のTop50の試験でも日本の製薬会社名が載ってたでしょ。。。