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2005年8月 渡米、カンザス大学Pre-Pharmacy課程編入
2006年8月 カンザス大学薬学部Doctor of Pharmacy課程入学
2010年5月 卒業、Doctor of Pharmacy Degree 取得
2010年6月 ペンシルベニア州フィラデルフィアの大学病院にてPharmacy Practice Residentとして勤務
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http://www.usfl.com/Daily/News/07/04/0403_024.asp?id=53059
まだ先のことだけれど、危機感を感じずにはいられない。。。外国人の身分って本当に不安定なのだなと思う。実力だけでなく、運もある。今できることをやっていくしかない。
今週も試験続きだったけれど、なんとか乗り切った!Top50のテスト結果も返ってきて、満点だったのだけれど、平均点は40点満点中の38点弱。みんな出来て当たり前の試験だった・・・いつも試験の結果はこんな感じなので気が抜けない。
水曜日に受けたPharmacy Practiceの試験は、珍しくクラスの平均が76点と低かった。こういうときに差をつけておきたいところ。基礎科目なら、「何年も前に習ったから忘れた~」で済んでも、この科目ではそうはいかないと思っていた(一応日本で薬剤師っていう面子もあるしね)ところ、なんとかぎりぎりAでした。
このPharmacy Practiceの授業の内容は製剤学あり、TPN組成などの薬剤学あり、Kineticsありの半端でない範囲をカバーしています。なので講師も毎回違います。先週はローレンスメモリアル病院から、薬剤師、看護師が代わる代わる来て講義をしました。TPNの調製や組成の解説の日は薬剤部のクリニカルコーディネーターが来ましたし、注射剤のMixingやクリーンベンチの説明には、薬剤部長と若い薬剤師が来て授業をし、途中、この病院でインターンをしているクラスメイトが前に呼ばれて、白衣やマスクのつけ方や実際の混注業務の実演をしてくれました。IV TherapyについてはIV Nurseの2人が来て講義、また、別の日には病棟のNurseが来て注射によって引き起こされる塞栓症や敗血症、注射部位の炎症などの講義をしました。
この講義で感動したこと。それは看護師による講義の中で、彼女が言っていたこと。昔、薬剤師は目立たない部屋にこもっているだけで、看護師や医師と話をしたがらない、というのが典型的な姿だったけれど、現在は看護師の業務に薬剤師は欠かせない。注射剤の配合変化や投与速度、ルートなど薬剤師に確認しなければならないことは日々の業務の中でたくさんあるから。今の医療は医師・看護師・薬剤師のチームでなければ成り立たないものになっているのだから、コミュニケーションは欠かせないし、お互いの業務内容も知っておかなければならない、などなど。というわけで、看護師が薬学生の前で講義をすることもとても有意義なことだと仰っていた。
全て当たり前のことなんだけれど、とても新鮮なことのように思えるのはなぜだろう・・・。この、昔から今への変遷の課程にとても興味があります。当たり前なこと、合理的なことだけれども、なぜか実際にここまで到達するのにエベレスト登頂と同じくらい、気の遠くなるようなハードルがあると思ったこと、何度もある。それってなぜだろう。。。と考えさせられた。でも、今のアメリカの薬学生は、こんなことはもう考えもしないのかもしれない。
前学期にPharmacologyを教えていた先生が代わりに教室に現れたのだ。事情を悟った学生は皆、この先生が入ってくるなり、拍手喝采。この先生の授業はすばらしくて学生に人気がある。決して楽な授業ではないけれど、教科書に載っていないことも教えてくれるし、とにかく知識が豊富。しかも教え方も上手い。復習は大変だけれど、この先生の授業を受けるとある種の達成感と充実感を味わえる。前学期は大変な授業で嫌だったけれど、他の先生の授業を受けて、この先生のすばらしさを実感。
今日もこの先生が代わりに講義をした。普段はあまり面白くない(教科書を読んだほうがましな)授業なので3分の2程度の出席率なのに、今日は満席だった。この先生も思わず、「今日は多いねえ。。。」と一言。
来週までこの先生が教えることになって、皆うれしそうだ。
講師によって学生のモチベーションがこんなにも違うとは。。。色々と考えさせられる。
バスケットボールにはあまり興味がないのだが、熱狂的なファンである友達につられてTV観戦した。KUは男子バスケットの強豪として有名。この間、日本から戻る際に入国審査官に
「昨日の試合の結果知ってる?」
なんて聞かれたくらい(日本にいたんだから知っているわけないし・・・)。カンザス大学といえばバスケット・・・ということなのだろう。
スター選手も授業を取っているので大学内で見かけることもある(私は詳しくないので気が付かないが。。。)。まるで芸能人に遭遇したように、振舞う学生もいるとか。そういえば去年、選手のためのカウンセラーが雇われたと、新聞に載っていたっけ。周囲の視線や勉学、プレッシャーなど、やはり人間だもの、いろいろとストレスが溜まるのだろう。。。と思う。
今日はUCLAと対戦。3日に一度のペースで試合があるので、この時期、ファンは勉強に身が入らないのではと思うほど皆、バスケットにはまっている。
9日間の春休みの真っ只中です。
今年もどこにも行かず、図書館でDVDを借りたり、ジムに行って汗を流したり、のんびりとしています。
大学内も閑散としていて、何だか寂しいです。
試験明けにはまたすぐ試験があるので、土日に胃が痛くならないように、今のうちに計画的に準備しよう。。。
先月に、学内で大手のRetailの夏のインターンの面接が行われ、たくさんの学生が受けた模様。この地域で張り合っている?2社が大学まで出張していました。
今週に入って、徐々に合格通知が郵送されているようです。このインターンに受かった友人は、10週間のプログラムを地元の薬局で受けることになりました。ちなみに有給だそうです。
やはり留学生だと、学外での就労の際、色々な障害が出てくる。薬学生の場合、CPTで学外での就労が可能だけれど、フルタイムで働いてしまうと、卒業後のOPTの期間が短くなるらしい。フルタイムで働くのを避けようとすると、大手のサマーインターンプログラムを受けるのは難しい。それに、やはり日本で資格を使って働くのに比べ、給料も安い。
米国でインターンと働いたほうが学ぶことも多いし、良い経験にもなる。インターン時間も消化できる。英語も磨けるかもしれない。将来を考えると、夏を米国内で過ごしたほうがよいだろうと考えるけれど、やっぱり贅沢は言える立場ではないし。。。。と考え直す。というわけで私は、帰国して日本で働く予定。