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-
性別:
非公開
自己紹介:
2005年3月 大学院修士課程医療薬学専攻(臨床薬学)修了
2005年8月 渡米、カンザス大学Pre-Pharmacy課程編入
2006年8月 カンザス大学薬学部Doctor of Pharmacy課程入学
2010年5月 卒業、Doctor of Pharmacy Degree 取得
2010年6月 ペンシルベニア州フィラデルフィアの大学病院にてPharmacy Practice Residentとして勤務
2005年8月 渡米、カンザス大学Pre-Pharmacy課程編入
2006年8月 カンザス大学薬学部Doctor of Pharmacy課程入学
2010年5月 卒業、Doctor of Pharmacy Degree 取得
2010年6月 ペンシルベニア州フィラデルフィアの大学病院にてPharmacy Practice Residentとして勤務
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先週は30℃近くまで上がったというのに、今週はまた冬に逆戻り。今、昼の2時だというのに、気温は2℃。昨晩は「降雪確率30%」と出ていたっけ。4月に雪とは・・・。しかもアパートの暖房がもう使えないので震えてます。ホッカイロ、こういうときのために持ってきておいて良かった。風邪に気をつけないと。
今週も試験続きだったけれど、なんとか乗り切った!Top50のテスト結果も返ってきて、満点だったのだけれど、平均点は40点満点中の38点弱。みんな出来て当たり前の試験だった・・・いつも試験の結果はこんな感じなので気が抜けない。
水曜日に受けたPharmacy Practiceの試験は、珍しくクラスの平均が76点と低かった。こういうときに差をつけておきたいところ。基礎科目なら、「何年も前に習ったから忘れた~」で済んでも、この科目ではそうはいかないと思っていた(一応日本で薬剤師っていう面子もあるしね)ところ、なんとかぎりぎりAでした。
このPharmacy Practiceの授業の内容は製剤学あり、TPN組成などの薬剤学あり、Kineticsありの半端でない範囲をカバーしています。なので講師も毎回違います。先週はローレンスメモリアル病院から、薬剤師、看護師が代わる代わる来て講義をしました。TPNの調製や組成の解説の日は薬剤部のクリニカルコーディネーターが来ましたし、注射剤のMixingやクリーンベンチの説明には、薬剤部長と若い薬剤師が来て授業をし、途中、この病院でインターンをしているクラスメイトが前に呼ばれて、白衣やマスクのつけ方や実際の混注業務の実演をしてくれました。IV TherapyについてはIV Nurseの2人が来て講義、また、別の日には病棟のNurseが来て注射によって引き起こされる塞栓症や敗血症、注射部位の炎症などの講義をしました。
この講義で感動したこと。それは看護師による講義の中で、彼女が言っていたこと。昔、薬剤師は目立たない部屋にこもっているだけで、看護師や医師と話をしたがらない、というのが典型的な姿だったけれど、現在は看護師の業務に薬剤師は欠かせない。注射剤の配合変化や投与速度、ルートなど薬剤師に確認しなければならないことは日々の業務の中でたくさんあるから。今の医療は医師・看護師・薬剤師のチームでなければ成り立たないものになっているのだから、コミュニケーションは欠かせないし、お互いの業務内容も知っておかなければならない、などなど。というわけで、看護師が薬学生の前で講義をすることもとても有意義なことだと仰っていた。
全て当たり前のことなんだけれど、とても新鮮なことのように思えるのはなぜだろう・・・。この、昔から今への変遷の課程にとても興味があります。当たり前なこと、合理的なことだけれども、なぜか実際にここまで到達するのにエベレスト登頂と同じくらい、気の遠くなるようなハードルがあると思ったこと、何度もある。それってなぜだろう。。。と考えさせられた。でも、今のアメリカの薬学生は、こんなことはもう考えもしないのかもしれない。
今週も試験続きだったけれど、なんとか乗り切った!Top50のテスト結果も返ってきて、満点だったのだけれど、平均点は40点満点中の38点弱。みんな出来て当たり前の試験だった・・・いつも試験の結果はこんな感じなので気が抜けない。
水曜日に受けたPharmacy Practiceの試験は、珍しくクラスの平均が76点と低かった。こういうときに差をつけておきたいところ。基礎科目なら、「何年も前に習ったから忘れた~」で済んでも、この科目ではそうはいかないと思っていた(一応日本で薬剤師っていう面子もあるしね)ところ、なんとかぎりぎりAでした。
このPharmacy Practiceの授業の内容は製剤学あり、TPN組成などの薬剤学あり、Kineticsありの半端でない範囲をカバーしています。なので講師も毎回違います。先週はローレンスメモリアル病院から、薬剤師、看護師が代わる代わる来て講義をしました。TPNの調製や組成の解説の日は薬剤部のクリニカルコーディネーターが来ましたし、注射剤のMixingやクリーンベンチの説明には、薬剤部長と若い薬剤師が来て授業をし、途中、この病院でインターンをしているクラスメイトが前に呼ばれて、白衣やマスクのつけ方や実際の混注業務の実演をしてくれました。IV TherapyについてはIV Nurseの2人が来て講義、また、別の日には病棟のNurseが来て注射によって引き起こされる塞栓症や敗血症、注射部位の炎症などの講義をしました。
この講義で感動したこと。それは看護師による講義の中で、彼女が言っていたこと。昔、薬剤師は目立たない部屋にこもっているだけで、看護師や医師と話をしたがらない、というのが典型的な姿だったけれど、現在は看護師の業務に薬剤師は欠かせない。注射剤の配合変化や投与速度、ルートなど薬剤師に確認しなければならないことは日々の業務の中でたくさんあるから。今の医療は医師・看護師・薬剤師のチームでなければ成り立たないものになっているのだから、コミュニケーションは欠かせないし、お互いの業務内容も知っておかなければならない、などなど。というわけで、看護師が薬学生の前で講義をすることもとても有意義なことだと仰っていた。
全て当たり前のことなんだけれど、とても新鮮なことのように思えるのはなぜだろう・・・。この、昔から今への変遷の課程にとても興味があります。当たり前なこと、合理的なことだけれども、なぜか実際にここまで到達するのにエベレスト登頂と同じくらい、気の遠くなるようなハードルがあると思ったこと、何度もある。それってなぜだろう。。。と考えさせられた。でも、今のアメリカの薬学生は、こんなことはもう考えもしないのかもしれない。
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