■ 残暑お見舞い申し上げます

ここローレンスは連日37－40℃の暑さが続いています。日本でも猛暑が続いているとか・・・・
シアトルの紀伊国屋で何冊か文庫本を買ってきた。今読んでいるのがこれ。

「今のアメリカ」がわかる本　渡部恒雄　著　三笠書房　２００７年刊

所々、文法がおかしくて読みにくい文章があるけれど、初心者にはわかりやすい本だと思う。アメリカの上下院や民主党・共和党のことなんて、中学校の社会で習ったことくらいしか解らずに渡米した私。ローレンスに来て知ったのは、共和党が圧倒的に強いここ中西部のカンザス（でも、現知事は民主党）にあって、ローレンスだけは民主党有利の傾向があるらしい、ということ。それを証拠に、現ブッシュ大統領をはじめ、過去の共和党から出た大統領は何人も、マンハッタンにあるKansas State Universityは訪れているが、ローレンスにあるKUには誰も訪れていないらしい。
留学生は選挙権がないだけに、この手のニュースに興味のない人が多いように思う。でも、ビザの発行数のこととか、外国人をとりまく環境は、この国のトップの采配によって大きく影響を受けるような気がする。いずれにせよ、常に状況が不安定なことには変わりはないのだが、、、それだけに次期大統領選の行方にも素人ながら興味がある。
この本を読んで、なんとかド素人から抜け出したいと思う。

■ 3年目

いよいよカンザス大学3年目。
私と同時期に入った学生（修士など）の中には、既に卒業して帰国した人もいるくらいだから、時が経つのは早いなあ・・・と思う。

今週は3泊4日で、シアトル旅行に行ってきた。シアトルは私の原点といっても過言ではないくらい、特別な場所。思い出のホテルの屋上からの素晴らしい眺めをまた満喫できて、すっかりリフレッシュできたように思う。

毎年夏に、母校から修士の学生がKUメディカルセンターでの研修を受けに来ている。2年前から私は、彼らのためにローレンスツアーをしていて、今回で3回目。今年は車があるので、カンザスシティまで彼らを迎えに行く。明日のツアーに向けて、プランを思案中。彼らがカンザス滞在を楽しんでくれるとうれしいな。

■ Pharmacotherapy

今、東北にいる。今回はOTCのみの店舗で短期アルバイト。7月末にカンザスに戻るまで6週間ほど働く予定。宿題も課題もない生活は楽だなあと思いつつ、休日にやることもないので、実家からPharmacotherapyの教科書を送ってもらった。
この教科書、修士時代に大体読んだけれど、すっかり忘れている気がする。この時、クラスメイト20人ほどで分担して翻訳したという苦い思い出がある。結局、直訳しても意味が？？、理解できないことが多かったんだよねえ。私は喘息の章の担当だった。

来学期の授業で使う予定なので、今のうちに読み返してみようと思う。それにしても、この分厚い教科書、どうやってカンザスに持って帰ろうか・・・。

■ 帰国

期末試験が終わった翌日に引越し。その後、片付けと帰国準備に追われて目まぐるしい６日間。
しばらくは、日本でのんびりとのんびりと。

■ Immunization Certificate

昨日の期末試験の結果が出て、予防接種ができるというCertificateを今日もらってきました。中間と期末の試験、先日の実習の3項目の全てで70点以上を取れた学生だけがもらえます。でも、たぶん落ちた人っていないんじゃないかと思う・・・。

期末試験も後半戦。Red Bullを飲んで気合十分です。