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HN:
-
性別:
非公開
自己紹介:
2005年3月 大学院修士課程医療薬学専攻(臨床薬学)修了
2005年8月 渡米、カンザス大学Pre-Pharmacy課程編入
2006年8月 カンザス大学薬学部Doctor of Pharmacy課程入学
2010年5月 卒業、Doctor of Pharmacy Degree 取得
2010年6月 ペンシルベニア州フィラデルフィアの大学病院にてPharmacy Practice Residentとして勤務
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先週は月曜と火曜に病院のGeneral Orientationがありました。
丸2日かけて、セキュリティのことや感染症対策のこと、災害時の対応手順、病院の設立と理念などの授業がありました。

興味深かったのは、テロを含めた災害時のマニュアル。米国では9.11以降にマニュアルを整備した病院が多いそうです。この病院でも同時テロ以降に、生物兵器や放射線といったようなテロの種類ごとに細かくマニュアルがつくられました。

Codeについても勉強になりました。"Code Blue"などの色のついたCodeは知っていましたが、"Code Adam"って初めて知りました。乳幼児が行方不明になったときに、病院全体にこのCodeの放送が流れて、全ての入口が一時閉鎖されるそうです。日本では迷子さんのお知らせ程度に考えてしまいがちですが、確かに日本でも新生児の誘拐があったなあと思い出しました。

最後に1時間もかけて行われたのが「腰や背中を痛めないコツ」の授業。Physical Therapistが正しい姿勢のとり方、絶対にしてはいけない動作、重いものを持ち上げる方法を紹介しました。最後に1人ずつ、空のダンボールを使って、床からテーブルの上に正しく持ち上げる実技試験。合格サインをもらって、上司に提出しました。

出席者の大部分は看護師でしたが、事務方の新入社員も同時に出席していたので、内容はあくまで病院全体向け。看護師には後日、看護師向けのOrientationがあるそうです。でも・・・私はPharmacy Orientationというのが結局無いまま、勤務初日の金曜日を迎えてしまいました。そこのところ、看護師とPharmacy Internは違うの?って感じです。

インターン初日はというと、ひたすらクラスメイトに付いて説明受けたり、自分で少しやってみたり・・・。このクラスメイトとは今まで話をしたことがなかったのですが、いい人でよかった。彼はここでもう1年半近くインターンをしているそうです。彼は上司に、私から何かを学べればと思う・・・みたいなこといってましたよ。模範生らしいこと言ってるなあ、思いつつ、ちょっと嬉しかった。
週1回にしては、覚えることがたくさんあるのが不安です。でも、薬局の規模が大きすぎず小さすぎずというのが魅力的です。持ち場というのが無く、注射、麻薬、混注、病棟に運ぶ、病棟のOmnicell補充、電話応対などなど、全てできるところが良いと思いました。

電話の応対。このクラスメイトは出ないほうがいいんじゃない?って言ってました。ほとんどが薬関連のトラブルで苛立った看護師からなので・・・って。薬剤師が必ずいるので、彼らが忙しくない限り、インターンは出る必要はないみたいだし、自分以外のインターンもいるので、まあ、しばらくは助言に従おうと思います。まずは、他に覚えなきゃいけない業務があるから・・・。でも、ここを辞めるときまでには、克服したいなと思ってます。だって、電話なんて薬剤師の必須アイテムですからね。
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今年は東北で、雪の元旦を迎えました。もう何年も年末年始は働いているので、正月気分というのはないですが、日本でお雑煮やみかんを食べてリフレッシュしてきました。
忘年会では本格イタリアンを堪能してきました。お友達のご主人が6時間くらいかけてフルコースを作ってくれました。あんなにおいしいお料理、カンザスでは食べられないだろうなあ。
知らないうちに苗字が変わっていた友人を年賀状のお便りで知ってびっくり。時が経つのは早いなあと思う、今日この頃。

日本ではOTCに口唇ヘルペス用の外用剤が発売されていたりと、今回もOTCに新しいものが増えていました。

カンザスに戻ってすぐ、インターン先のオリエンテーションが始まりました。金曜日からはいよいよ勤務開始です。

今夜も雪が降り始めた。今回の試験期間中はIcy Stormの影響で、期末試験がキャンセルになる可能性があった。結局、ローレンス市内は一部の停電と街路樹の被害以外は大した被害もなく、試験も予定通り行われたけれど、朝7時半に試験が行われるというのに、休校になるのかならないのかということが6時以降にならないとわからなかったので、本当に参った。これでエネルギーをかなり消耗した。

それにしても疲れた~。でもこれから帰国の準備やら、やることがたくさん。

私にとって、修士時代に同じ研究室で過ごした同期はかけがえのない友人たちだ。
毎晩、8人で研究室のテーブルで一緒に晩御飯をたべた。昼間の講義のあと、社会人と一緒の夜間講義を受けていた頃のこと。研究室の戸棚の眠っている備品の中に炊飯器を見つけた私たちは、いつからかその炊飯器でご飯を炊くようになっていた。おかずはコンビニでそれぞれ買い、ご飯を炊くのは当番制。これぞ本当の”同じ釜の飯を食べた仲”だ。よく、先輩や後輩たちに仲がよいとうらやましがられるほどだった。2年間、いろいろな衝突や軋轢はあったにせよ、苦労をともにした仲間。同じ夢をもっていた仲間。私が渡米することを応援してくれた仲間。でも、皆すこしずつ違う道を歩んでいくんだよね。臨床薬剤師という職業から遠ざかってしまう友人もいる。私が臨床薬剤師になるのはまだまだずっと先だ。でも、日本の友人たちと同じ土俵に、ここアメリカで立つのが夢だ。臨床薬剤師として、Preceptorとして。でも、そのときまで現場に残ってくれる友はどれくらいいるだろう、、、と思うとさびしい気もする。
みんな、私が一時帰国するたびに声をかけると集まってくれた。来年からは、もうみんなで都内であうことは難しくなる。今年で最後になるかもしれない。でも、私にとっては大切な同期だ、永遠に、きっと。

今年も期末試験の後に一時帰国することにした。
でも、それまでにやらなければならないことがありすぎる。とくにCurricular Practical Training (CPT)のことで、てんてこまい。インターン先の病院にも、就労時間の制限などで何かと迷惑をかけてしまう。それに、このCPTのために来学期はIndependent Studyのクラスをとらなければならなくなった。このコースのためにインターンシップをするという設定でCPTが認められているからだ。だから、インターン先で学んだことを報告するレポートを提出しなければならない。このクラスを受講するための授業料のことを考えると、腑に落ちない点もあるけれど、仕方がない。
Employee Health Nurseと、ツ反陽性のことも話し合わなければならないし、1月のシフトの交渉もある。Audiologistからも連絡がないし。。。本当に帰国に間に合うのだろうか・・・。そろそろ試験準備に集中したいところなのに、次から次へと問題が起こる。。。

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